住宅ローンを組む祭、手持ちの現金はいくらくらい必要ですか?
住宅ローンを組む祭には一定の自己資金(現金)が必要です。
この自己資金ですが、具体的には、購入価格20%程度の頭金と購入価格の2〜10%程度の諸費用を合計した購入価格の22〜30%程度を準備します。
もちろん、多ければ多いほどローンは少なくて済みますのでそれ以上準備することに越したことはありません。
また、頭金が購入価格の20%というのは融資額の上限が購入価格の80%までが一般的となっているからです。
提携ローンなどで80%を超える融資を受ける方法もありますが、返済に無理が出かねませんので注意したいところです。
自己資金が足りない場合はどうしたらよいのでしょうか?
自己資金が足りない場合には、次のような手段を検討してみましょう。
■親などからの援助を受ける
贈与税に注意が必要です。
■会社の社内融資の制度を利用する
抵当権の設定が不要なことが多く、金融機関で頭金として扱われる場合もあります。
■夫婦の収入を合算する
配偶者だけでなく、その住宅に同居する親などの収入も合わせることができます。
■有利な貯蓄を見つけて確実に貯める
サラリーマンの場合であれば、財形住宅貯蓄を検討します。
■親子で協力してローンを組む
「親子リレー返済」の活用を検討します。
■親や妻(夫)との共有名義で資金力をアップさせる
権利関係は正確にしておくようにします。 |