マイホーム購入時の諸費用は物件の何%くらい準備したらよいのですか?
マイホーム購入時の諸費用は、新築物件なら価格の最低2〜5%、中古物件では多くの場合仲介手数料が必要になるので、最低5〜9%程度は必要になるといわれています。
具体的には、4,000万円の新築マンションであれば80万円〜200万円程度ということになります。
とはいえ、諸費用の総額は個々のケースによって異なりますので、詳細まで予測できない資金計画の時点では、購入価格の10%程度を見込んでおくとよいと思われます。
よって、頭金と合わせて購入価格の30%は現金が必要ということになります。
諸費用の精算はどのように行われるのですか?
すべての手続きを自分で行う場合には、その都度支払いが必要になりますが、一般的には金融機関などがほとんどの手続きを代行し、残金決済時に精算となることも多いです。
また、売買契約時に諸費用の概算額をまとめて支払っておいて、後で精算するというケースもあります。
上記の諸費用以外にはどのような費用がかかりますか?
上記の諸費用以外にも次のような費用がかかります。
■新築一戸建てのケース
新たに水道を引くときの水道加入金、地鎮祭、上棟費用など
■マンション購入のケース
・修繕積立金(20〜40万円程度)
■中古物件購入のケース
仲介手数料(契約の形態が「仲介」の場合)
⇒購入価格×3.15%+63,000円が上限(消費税込)
■残金決済に資金が間に合わないとき
つなぎ融資利用のための金利支払い、手数料、印紙税
■その他
引越し費用、耐久消費財の購入費
■入居後
・不動産取得税、固定資産税、都市計画税などの税負担
・定期的なメンテナンス負担
⇒マンションなら、管理費、修繕積立金、駐車場使用料などが毎月かかります。 |