マイホーム購入時の諸費用は?
マイホーム購入時に必要になる費用としては、次のようなものがあります。
■売買契約に必要な費用
・売買契約書にかかる印紙税
■住宅ローン契約時に必要な費用(一般に資金受取時に精算されます)
・ローン契約書にかかる印紙税
・融資手数料
⇒住宅ローンを組む際の手続きにかかる手数料で約3〜5万円です。
⇒財形住宅融資では不要です。
・ローン保証料
⇒住宅ローンを組む際に、債務保証を保証会社とした場合に必要になります。
⇒連帯保証人を立てた場合は不要です。
⇒フラット35は不要です。
⇒民間融資でも「保証料無料」のローンが登場しています。
・団体信用生命保険特約料
⇒返済中、借主の万一に備える保険で、例えば、借主が死亡した場合に、残っている借入金を保険金で支払い、遺族がマイホームを手放さなければならない事態を予防します。
⇒金額は借入金額や返済期間によって異なります。
⇒フラット35では任意加入ですが、民間融資では強制加入です。
⇒フラット35の場合には年1回まとめて支払いますが、民間融資の場合には金利に上乗せされることが多く、別途の支払いはありません。
⇒生命保険料控除の対象にはなりません。
・火災保険料
⇒フラット35、民間融資のいずれもローン期間を保険期間とする火災保険に強制加入です。
⇒保険金額は、建物の時価いっぱいまでかけるようにします。
⇒保険料は通常は長期一括払いです。
・地震保険料
⇒地震保険は任意ですが、火災保険では地震による延焼などに対応していないので加入しておいた方がよいと思われます。
⇒保険料は保険金額や契約期間、地域、構造などによって異なります。
■登記に必要な費用
・所有権の保存登記、移転登記にかかる登録免許税
・ローンの抵当権設定登記にかかる登録免許税
⇒借入金額(債権額)×0.1%(財形住宅融資は非課税なので不要です)
・登記手数料(司法書士などに登記手続きを依頼する場合)
⇒建物表示登記
⇒所有権移転登記(土地)
⇒所有権保存登記(建物)
⇒抵当権設定登記(ローン)
※登記にかかる金額は借入金額(債権額)や依頼先によって異なります。また、これに加えて、司法書士への日当や交通費などの諸経費がかかります。 |