サービサーというのは、第三者から債権を譲り受け、または委託を受けて、債権の管理・回収を専門に行う業者のことをいいます。 米国では、貯蓄貸付組合(S&L)の破綻処理の際、SPC等に譲渡された債権の管理・回収を行い実績を上げています。 日本では、このような業務は弁護士法に抵触するので、認められていませんでしたが、「債権管理回収業に関する特別措置法(サービサー法)」によって、許可を受けた債権回収業者が、委託を受けて金融機関等の保有する特定金銭債権の管理と回収を行うことができるようになっています。
災害危険区域というのは、津波、高潮、出水等による危険の著しい区域として、地方公共団体の条例で指定された地域のことです。
災害危険区域は、その災害の防止に膨大な投資を要し、その区域を包括する地域経済的な負担限度をはるかに超えるような場合等に指定されます。 なお、災害危険区域の趣旨が、地方的実情に即応するものなので、建築制限等についても、地方公共団体の条例で定められます。