広告ではどこを見るのですか?
広告を見るときに一番重要なのは「物件概要」になります。
この物件概要というのは、小さい文字でびっしり書かれているので読むのが大変だと思われるかもしれませんが、実はここにこそ不動産の重要情報がつまっています。
物件概要は、その物件の大切な情報を凝縮したものですが、これは、不動産業界の自主規制団体である「不動産公正取引協議会」によって、販売する宅地や建物の広告について表示が義務づけられているのです。
広告に大げさな表現があったら?
不動産広告では、客観的・具体的な事実でない限り、購入者の誤解を招くような断定的で大げさな表現を使用してはいけないことになっています。
具体的には、以下のような表現は私用できません。
■格安、破格
■特選、厳選
■最高、一級
■日本一、超、業界一
■完全、完璧
■二度と出ない
■掘り出し物件
■お買い得など
おとり広告とは?
おとり広告というのは、条件のよい物件の広告を見つけて問い合わせると「その物件は売れてしまったけれど他によい物件があります」などと、広告以外の物件を売ろうとするものです。
こういう対応をする不動産業者は信用できませんので注意したいところです。
雑誌の不動産記事は?
「現地ルポ」などと称して、不動産会社がルポライターなどを使って雑誌の記事風に広告を作っている場合があります。
しかしながら、これに関しても記事内容が事実と異なるところがないとしても、よいことずくめの内容になっているのが通常ですから、すべてを鵜呑みにするのは危険です。 |