はじめての住宅ローン入門その2



連帯保証人と連帯債務者

連帯保証人とはどのような人ですか?

連帯保証というのは、一つの債務に対して、保証人になった人が、実際に借金をした人(主債務者)と連帯して債務を負うことをいいます。

連帯保証は、住宅ローンでは収入合算の際に関係してきますが、民間金融機関で住宅ローンを収入合算で組むとこの形態が多いようです。

この場合の連帯保証は、債権者(金融機関)と保証人(収入合算者)が保証契約を締結し、それが連帯であるという特約(特約付保証契約)によって成立することになります。

ちなみに、連帯保証の場合は、住宅ローンの債務者は借入人のみとなるので、住宅ローン控除も借入人だけが受けられ、保証人は受けることはできませんので注意が必要です。

連帯債務者とはどのような人ですか?

連帯債務というのは、一つの債務に対して、2人以上の債務者がそれぞれ独立して責任を負う債務のことです。

よって、債権者は各債務者に対して債務を請求することができるとともに、1人の債務者が債務を返済すればすべての債務が消滅することになります。

連帯保証は、住宅ローンでは収入合算の際に関係してきますが、公的金融機関やフラット35では借入人と収入合算者は連帯債務者となります。

夫婦で収入合算で住宅ローンを組んだ場合には、夫と妻それぞれがローンの主債務者になりますので、それぞれが借入金額に応じた住宅ローン控除が受けられます。

ちなみに、同じ収入合算でもその取扱いは金融機関によって異なりますので、連帯保証なのか連帯債務なのかはよく確認する必要があります。


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